オンラインセミナー「英文共同開発契約書の作成とチェックポイント」
セミナー概要
セミナー名 | 英文共同開発契約書の作成とチェックポイント |
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日時 | 2022年3月18日(金)午後6時~7時半 |
受講方法 | オンライン(zoomを予定) |
費用 | 無料 |
英文共同開発契約書の作成とチェックポイント
英文共同開発契約書は、複数の企業・事業者の間において、それぞれが有する技術・ノウハウ・資金・設備などを相互に提供することで、新しい技術や製品の創出することを目的として、共同で研究開発を行うために締結される契約書です。
複数の企業間で共同研究開発を行う際には、以下の点について契約書の中で明確に定めておく必要があります。
- 共同研究開発のテーマの設定
- 協働研究開発の期間
- 共同研究開発における役割分担
- 費用負担
- 成果物(知的財産権)の帰属
- 共同研究開発の終了
特に成果物(知的財産権)の帰属に関する取り決めは重要となります。研究開発の成果が一方当事者に帰属するのか、共有となるのか、製品の製造販売をどちらの当事者が行うのか、共同研究開発の成果を使用する当事者は、他方当事者に対してライセンサーフィーを支払う必要があるのかなどの問題点について検討を行い、当該事情に応じた内容を契約書に正確に記載することが重要となります。
また、共同研究開発が独占禁止法の観点から問題とされることもあります。独占禁止法のガイドラインにも触れながら、国際的な共同開発契約における注意点を明らかにしていきたいと思います。