会社の内紛の解決方法に関するオンライン無料セミナーの開催

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会社の取締役の間で意見が相違する場合、通常は話し合いにより意見の相違を解消し、紛争の解決を図ることになります。しかし、話し合いによる解決が図れない場合は、いずれかの当事者が自発的に会社を辞めるか、多数派の取締役が少数派の取締役を強制的に辞めさせるなどして紛争の解決を図ることが必要となってきます。

会社の内紛が生じた場合であっても、通常の場合は、任期の満了時に再任しないという形で、取締役の退任を図ることになります。しかし、緊急性がある場合は、任期の途中において問題となっている取締役を解任する必要が生じてきます。

また、通常の取締役ではなく代表取締役に問題がある場合は、取締役会の決議により代表取締役の解任を図らざるを得ないことになります。代表取締役の解任は取締役会の決議によって行われますが、取締役会の構成をどのようにするかは最終的には株主総会の決議により決定されることになりますので、代表取締役を解任した側としては代表取締役を解任しただけでは不十分であり、その後に開かれる株主総会でも多数派の賛成を得られることを確保しておかなければなりません。

ジョイントベンチャーなど、相対する株主が資本の半数ずつを所有している場合は、いわゆるデッドロックの状態に陥ることになります。このような場合、話し合いによる解決が図れない限り会社の運営がスタックし、最終的には倒産という状況に陥りかねません。デッドロックの状態を解消するためには、当事者のいずれか一方が他方当事者の株式を買い取る必要があります。

今回のセミナーでは、いくつかの事例をもとに、経営者間の紛争が生じた場合の解決方法についてお話ししたいと思います。今回のセミナーについてはどなたでも参加可能ですので、関心のある方は是非お申し込みください。申し込みをいただきました方にはZoom会議に参加するためのURLをお送りいたします。

日時：令和4年12月23日（金曜日）午後6時から午後7時半まで
開催方法：Zoom（各自お好きな場所で参加可能です）
参加費用：無料
申込方法：電話（03-5357-1750）またはeメール（info@kslaw.jp）