英文売買契約書の作成に関するオンライン無料セミナーの開催

英文売買契約書の作成とチェックポイント

外国企業に対して商品を販売する時や、外国企業から商品を購入する時は英文売買契約書を作成します。英文売買契約書は、契約書がないと取引ができないからとか、相手方企業から契約書の締結を求められているから作成するというのではなく、貴社のビジネスの根幹であるという認識をしっかり持っておく必要があります。

商品を販売する会社であれば、商品の見栄えや機能を少しでも良くして、顧客の信頼を得ようとすると思います。契約書は会社が提供する物自体ではありませんが、貴社が提供する商品に密接に絡んでいるものであり、物の提供やサービスの提供、契約の内容等が一体となって貴社が提供する価値を構成するものです。お客様は、貴社が提供する価値に対して代金を支払うことになります。

1億円で販売した商品の仕入れ価格が7000万円の場合、粗利は3000万円となります。輸送料や保険代が1000万円かかるとすると、貴社の利益は2000万円に減少してしまうことになります。同様に、為替のリスクを貴社が負う場合には、2000万円の利益も更に減少してしまうことにもなりかねません。貴社としては、ex-Works取引として、工場を出た後の費用や運送途中のリスクについては全て買主に負担してもらいたいと考えると思います。また、為替リスクが貴社の利益にどのように影響してくるのかを適切に判断しておく必要があります。

本セミナーでは、貴社が行う輸入取引または輸出取引において、買主又は売主としてのそれぞれの立場から、貴社の利益を保護するために契約条項をどのように作成する必要があるのかを学んでいきたいと思います。

今回のセミナーについてはどなたでも参加可能ですので、関心のある方は是非お申し込みください。申し込みをいただきました方にはZoom会議に参加するためのURLをお送りいたします。

日時：令和5年3月24日（金曜日）午後6時から午後7時半まで
開催方法：Zoom（各自お好きな場所で参加可能です）
参加費用：無料
申込方法：電話（03-5357-1750）またはeメール（info@kslaw.jp）