台湾企業との機械の売買に関する英文売買契約書を作成した事例

事案の概要

当事務所の顧問先が台湾の会社から工業用の検査機械を購入することになりました。1台の代金は1億円と高額ですが、既に取引先に対して1億2000万円で転売することが確定しており、機械の購入が円滑に進めば2000万円の粗利が得られることが確定しています。一方で、転売先は日本の大手企業ですから、転売先からは既に転売先の標準売買契約書が送付されてきており、契約条件について様々な主張がなされています。当事務所の顧問先は小さな会社ですので、仕入れた機械の代金を台湾の会社に対して先に支払うことになると、資金的に厳しくなるので、日本の会社からの入金があった後に台湾の会社に対して代金を支払うようにしたいと考えています。また、機会に瑕疵があった場合に、日本の転売先から品質保証責任を求められることになりますが、もし台湾の会社に対して同様の品質保証責任を追及できないとなると当事務所の顧問先がその責任を全部被ってしまうことになります。そこで、当事務所の顧問先からは、台湾の会社との間の英文契約書の内容と、日本の転売先から提示された日本語の契約書の内容を比較し、当社がリスクを負わないような契約条項の修正をお願いしたいとの依頼がありました。

当事務所のサービス

当事務所では、日本の転売先から提示された日本語の契約書と、台湾の会社から提示された英文契約書(Sale and Purchase Agreement)の比較表(マトリックス)を作成し、項目ごとにどのような差異があるかを明らかにしました。そのうえで、国際取引の通常の考え方からして英文売買契約書を修正すべきか、あるいは日本の会社との契約書の方を修正するのが妥当かを検討し、英文契約書と日本語の契約書のそれぞれについて、どこをどのように修正すべきかを明らかにしました。そのうえで、依頼者とオンライン会議を行い、条項ごとに顧問先が有するリスクの有無や、取引の当事者として当該リスクを甘受すべきか、あるいは契約条項の修正を提案すべきかを1条ごとに明らかにしていきました。その上で、依頼者の希望に応じた英文及び日本語の契約条項を作成し、提案しています。依頼者は、台湾の会社と日本の取引先の双方に対して修正条項を提案しましたが、いずれの会社も基本的に当事務所の依頼者の提案内容を受け入れて契約条項の修正に応じてくれることができました。当事務所の顧問先は、危険負担、品質保証、代金の先払いなどのリスクを全て排除した上で取引を行うことができ、予定通り取引を完結することができました。

当事務所のメリット

当事務所では、これまで数多くの英文売買契約書の作成・翻訳・レビュー(リーガルチェック)を行っています。英文売買契約書は取引の基本となるものですが、内容によっては多額の損害賠償を請求されるなど貴社にとって著しいリスクとなる可能性もあります。貴社の利益をきちんと保護するために弁護士によるリーガルチェックをお勧めします。

様々な種類の英文サービス契約書を提案します

当事務所では、依頼者の希望に応じた様々な種類の売買契約書(英文)を作成、翻訳、リーガルチェックを行っています。取引の基本的枠組みを定めるものから、個別の売買についての取り決めを行うものまでさまざまな種類があります。当事務所では多様な種類の契約書に対応することが可能です。

希望内容に応じた契約条項を提案します

英文売買契約書の内容は全て同一ではなく、貴社の要望に応じて契約条項を修正していく必要があります。当事務所では、依頼者からのヒアリングを通じて依頼者の要望を把握し、依頼者の希望する内容のサービス契約書を作成します。これらの条項には、所有権の移転時期、危険負担、品質保証、代金の支払時期や支払方法に関する記載等があります。また、契約期間、不可抗力条項、準拠法、管轄などを依頼者の希望に沿って修正するよう求められることもあります。

見積書及び委任契約書を作成します

当事務所では、弁護士報酬が少額になる場合を除いて、原則として見積書を作成し、事前に見積金額を提示いたします。また、見積書に了解いただいた場合は、委任契約書に調印いただくこととしています。弁護士報酬の金額が明瞭で安心してご依頼いただけます。

依頼者の権利を保護します

売買契約書は作成すれば安全であるというものではなく、物の引渡しと代金の支払いについて紛争が生じないよう注意を払っておく必要があります。特に、商品を引き渡したのに代金を支払ってくれないとか、引き渡しを受けた商品に瑕疵がある等の様々なクレームにつながることが多くあります。当事務所では、これらのクレームに対処した数々の経験を有していますので、紛争を予防するために適切な条項案を提案するようにしています。

紛争が発生した場合に貴社の利益を代理して活動します

約束された商品の引渡しが行われ代金の決済がなされることが最も好ましい状態になりますが、実際には、様々な紛争が生じることが多くあります。当事務所では契約書の解釈を基に、依頼者のリスク分析を行い、紛争の解決方法の提案、相手方当事者との協議交渉の代理活動などを行います。

英文売買契約書に関する弁護士費用(例)

台湾の会社から提案された英文契約書と転売先の日本語の契約書を比較し、英文契約書と日本語の契約書の修正を行いました

依頼者から提示された英文売買契約書はかなりの長文であり、内容的にも複雑なものでした。契約条項の読み込みに通常の契約書以上の時間を要することになりましたが、当事務所からの提案内容についてはほとんど了解いただくことができました。依頼者が当事務所の顧問先であることから、顧問先割引として通常価格よりも2割のディスカウントを行っています。
・弁護士費用:550,000円(税込)

英文売買取引基本契約書を作成しました

当事務所の顧問先が、香港の会社と原材料の販売に関する契約書を作成するに際して、英文売買取引基本契約書(8ページ)を作成しました。英文売買取引基本契約書は当事務所の標準フォームを用いて、依頼者の状況に応じたカスタマイズを行っております。また、依頼者からの希望により日本語の翻訳文も作成しました。依頼者が当事務所の顧問先であることから、弁護士費用については顧問先割引として通常価格よりも2割のディスカウントを行っています。
・弁護士費用:352,000円(税込)